鵜飼舟、造船技術に迫る うかいミュージアム − 岐阜新聞 Web

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鵜飼舟、造船技術に迫る うかいミュージアム
2017年06月18日 10:25
写真:鵜飼舟、造船技術に迫る うかいミュージアム
鵜飼舟の製作で用いられる舟大工の道具が並ぶ特別展=岐阜市長良、長良川うかいミュージアム

 鵜飼舟や鵜飼観覧船など、木造の「和船」の造船技術を紹介する特別展示「長良川鵜飼と和船」が、岐阜市長良の長良川うかいミュージアムで開かれている。9月4日まで。

 舟大工の道具や関連資料など約20点を展示。江戸時代に描かれた鵜飼舟の絵図や明治期の写真を通して、船体が細く「とも」が長い現在の形になるまでの変遷を紹介し、観覧船の造船作業も模型やパネルで説明している。

 舟大工の後継者問題を取り上げたコーナーでは、職人の那須清一さん(美濃市)の下で今年5月から鵜飼舟の製作に取り組んでいる和船研究者の米国人ダグラス・ブルックスさんの著書を展示している。

 後期展(8月3日から)では展示品を入れ替え、ブルックスさんの鵜飼舟の製作経過を紹介する。学芸員の河合昌美さんは「和船や鵜飼舟に興味を持つ人が増えたら」と話した。

 会期中には市民講座が3回開かれ、初回の6月24日は、市鵜飼観覧船事務所の杉原明運行管理係長が観覧船の製作現場を案内する。希望者は23日までに同ミュージアム、ファクス058(233)6658に申し込む。