食の面から働き方改革 中津川市の企業 − 岐阜新聞 Web

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食の面から働き方改革 中津川市の企業
2017年08月30日 09:44
写真:食の面から働き方改革 中津川市の企業
「けんぱち定食」を味わいながら意見交換する杉本潤社長(右から2人目)と青山節児市長ら=中津川市茄子川、美濃工業坂本工場

◆社員食堂でヘルシー定食提供

 自動車用アルミダイカスト部品メーカーの美濃工業(岐阜県中津川市中津川)は、働き方改革の一環として、同市茄子川の坂本工場の社員食堂で、市民の健康増進に向けて市が普及を図る「けんぱち定食」のレシピを活用した新しいヘルシー定食の提供を始めた。

 市は2015年2月の健康都市宣言に合わせて、市の管理栄養士や中京学院大短期大学部健康栄養学科と連携して、食の面から市民の健康を支援する定食や弁当のメニューを開発。市内の企業や飲食店、スーパーなどでの提供や販売を呼び掛けている。

 同社は6、7月の試験期間を経て、今月28日から本格導入。食堂では毎日、一般的な定食、丼物、麺類に加えてヘルシー定食を販売しており、けんぱち定食も月1回ほどヘルシー定食のメニューに加えていくという。

 28日は、サワラのチリソース、ナスと厚揚げの煮物、切り干し大根のユズこしょうマヨネーズあえをおかずにした定食で、ソースなどに含まれている塩分を活用することで塩を一切加えない減塩メニューに仕上げた。従業員向けに約60食が提供された。

 青山節児市長も食堂を訪れ、杉本潤社長らと新メニューを味わいながら意見交換。同社では、食事の面からも働き方改革に取り組んでいく方針で、杉本社長は「温かくおいしい健康的なごはんを食べることで、仕事を頑張れる。各家庭にも健康への意識を広めてもらえればありがたい」と話した。

 現在、市内では同社を含めて、企業の社員食堂のメニューやスーパーでの弁当販売などで5社が導入。社員食堂は同社で2例目。