志野、独創美に挑む 多治見市で作家4人が展示 − 岐阜新聞 Web

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志野、独創美に挑む 多治見市で作家4人が展示
2017年09月12日 09:43
写真:志野、独創美に挑む 多治見市で作家4人が展示
4人の作家による独創的な志野の表現が見られる展覧会「志野・しの・SHINO」=多治見市本町、市文化工房ギャラリーヴォイス

◆荒々しい質感、シャープな稜線

 東濃地域で活躍する4人の作家による志野を紹介する「志野・しの・SHINO」が、岐阜県多治見市本町の市文化工房ギャラリーヴォイスで開かれ、伝統を重んじながらもそれぞれ独創的に表現した作品が、来場者を魅了している。12月3日まで。

 桑田卓郎さん(36)=土岐市=、後藤秀樹さん(43)=多治見市=、酒井博司さん(57)=土岐市=、鈴木伸治さん(40)=多治見市=が計50点以上を出品している。

 後藤さんの作品はへらで粘土を掘り出し力強く成形され、荒々しい質感と釉(ゆう)薬のつややかな白が特徴。酒井さんは釉薬が細かく縮れた「梅花皮(かいらぎ)」とシャープな稜線が目を引く「藍色志野」を出品している。桑田さん、鈴木さんの作品も独創的で、来場者が表現の幅広さを実感している。

 17日午後1時30分から同ギャラリーでシンポジウム「志野のゆくえ−次世代に問う」が開かれるほか、10月14日午後1時30分から安土桃山陶磁の里ヴォイス工房(多治見市東町)で、後藤さんによるワークショップが行われる。