交流拠点に馬の壁画 笠松町 岐阜工高生が制作 − 岐阜新聞 Web

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交流拠点に馬の壁画 笠松町 岐阜工高生が制作
2017年09月12日 09:44
写真:交流拠点に馬の壁画 笠松町 岐阜工高生が制作
まちの駅の外壁に馬の絵を描く生徒たち=笠松町春日町

 岐阜県笠松町が認定する住民らの交流拠点「まちの駅」の一つ、同町春日町の「ちょっとひとやすみの駅」で、地元の岐阜工業高校(同町常盤町)の生徒らが馬の壁画の制作に取り組んだ。笠松競馬場がある町をPRし、生徒が気軽に立ち寄って地域とつながれる場になればと、参加者は願いを込める。

 同駅は、昨年店を畳んだ「岡本食品店」の店舗を活用。これまで町民がサークル活動などに利用してきた。

 町中央公民館が昨年開いたまちづくり人講座では、参加した同校の生徒から「高校生の居場所を作りたい」との意見が出た。多くの生徒が利用する名鉄笠松駅と、同校の中間に位置するこのまちの駅を拠点に決め、同校建設工学科の生徒が内装の工事や掲示板の整備を進めてきた。

 壁画は、馬をテーマにした作品を制作する美術作家の森部英司さん(38)=愛知県稲沢市=がデザイン。「笠松競馬場は厩舎(きゅうしゃ)が場外にあり、町なかで馬の歩く姿が見られる全国でもまれな場所。住民が馬を地域資源として見直す機会にもなる」と期待の目を向ける。

 同科3年生や卒業生のほか、まちの駅の運営サポーターら約25人が制作に参加し、建物1階の外壁幅約20メートルに青や赤などカラフルな馬の絵をペンキで描いた。各務原市から同校に通う3年飯田はるなさん(17)は「活動に関わり始め、通学路も駅前を通るように変えた。町の人と深く関わり、学校の情報発信ができる場にしたい」と笑顔。サポーターの福田恵さん(54)=同町田代=も「近くにありながら、遠慮してなかなか行けなかった学校に足を運ぶ機会が増えそう」と話した。

 壁画は21日に仕上げの作業を行い完成。今後は同校の部活動のミーティングや、学校活動を発表する場としても活用していく。