中学校ダンス授業にタブレットを活用 − 岐阜新聞 Web

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中学校ダンス授業にタブレットを活用
2017年12月19日 09:36
写真:中学校ダンス授業にタブレットを活用
自分たちのダンスを撮影する生徒たち=岐阜市下土居、青山中学校

◆撮影動画を専門家が添削

 ICT(情報通信技術)を利用したダンスの授業が、岐阜市下土居の青山中学校で行われている。タブレット端末で授業の模様を撮影しダンスの専門家に送り、添削結果を教員が指導に生かすという取り組み。同校と岐阜大(同市柳戸)、動画をやりとりするシステムを提供するソフトバンクが、試行的に実施している。システムの授業への活用は初という。

 中学校では2012年から体育でダンスが必修化。そのうち「現代的なリズムのダンス」はヒップホップの要素を含み、指導に苦労する教員が多い。同社がICTの支援を持ち掛け、今月初旬から2年生の授業で始まった。

 生徒が端末で動画を撮り、同社の遠隔指導ツール「スマートコーチ」を活用して岐阜大教育学部の熊谷佳代教授(舞踊教育学)とダンス部の学生が添削。授業を担当する木村健太郎教諭(32)に指導法を送っている。

 18日の授業では、生徒が自分たちのダンスを撮った動画を見返して、確認していた。木村教諭は「的確な助言をもらい、自分の指導力が上がった」と手応え。熊谷教授は「リズムに乗る感覚を身に付けることが授業の目的なので、技能面の不安を取り除き、先生が指導に集中できるよう支援する」と話した。

 授業は今月で終わり、熊谷教授らは端末を使った効果を検証する。来年1月には網代小(同市)でも行う。