冷たさで熟成「氷中酒」貯蔵 氷点下の森 − 岐阜新聞 Web

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冷たさで熟成「氷中酒」貯蔵 氷点下の森
2017年12月22日 09:45
写真:冷たさで熟成「氷中酒」貯蔵 氷点下の森
日本酒をタンクに運び入れる関係者=高山市朝日町胡桃島、秋神温泉

 氷で覆ったタンクの中で日本酒を越冬させる“氷中酒”の貯蔵作業が21日、森林に氷のオブジェが広がる岐阜県高山市朝日町胡桃島の秋神温泉「氷点下の森」であった。来年3月下旬まで寝かせ、熟成させる。

 秋神温泉旅館の主人で7月に亡くなった小林繁さんが地元有志と特産品を作ろうと取り組んできた。

 酒は平瀬酒造店(同市上一之町)の純米吟醸酒「熊の涙」。酒米「ひだほまれ」とアベリアの花の酵母を使っおり、年々、酵母の働かせ方に磨きがかかっているという。

 この日は神事を営んだ後、720ミリリットル瓶2千本を直径約2・2メートル、深さ約2・5メートルのタンクに運び入れた。小林さんの長男徳博さん(54)は「父の遺志を受け継いで氷点下の森とともに氷中酒を守っていく」と話した。

 問い合わせは同市朝日町万石の酒店「リカーショップながせ」、電話0577(55)3062。