池の水抜き生物調査 関市の中池 − 岐阜新聞 Web

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池の水抜き生物調査 関市の中池
2018年01月09日 09:08
写真:池の水抜き生物調査 関市の中池
中池で生息しているギンブナ(手前)などを確認する参加者=関市黒屋

 岐阜県関市黒屋の中池で、「中池いけ干し実行委員会」が池の水を抜いて、池の中の生物調査を行った。

 中池は農業用のため池で、面積9・5ヘクタール。同委員会は、地元の自治会や環境保護グループで構成する。以前は毎年この時期に調査をしていたが、今回は3年ぶり。

 今回約40人が参加した。水門を開き水を抜くと、魚などさまざまな生き物が流れ出てきた。体長40センチにもなるギンブナが50匹以上、そのほかドジョウ、オイカワなど在来魚が確認された。ただ、前回3年前確認された絶滅危惧種のウシモツゴは確認されなかった。

 一方、外来種のブラックバス、ブルーギルも確認されなかった。その後、在来魚は池に戻された。

 調査に同行した岐阜大の向井貴彦准教授は「ウシモツゴは残念だが、外来種がいなかったことは、放流する人がいなくなったことが評価できる。中池は里山の一部で、今後も守られるべき」と話していた。