可児オリジナルの酒「羽崎」誕生 耕作放棄地を再生 − 岐阜新聞 Web

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可児オリジナルの酒「羽崎」誕生 耕作放棄地を再生
2018年01月14日 14:17
写真:可児オリジナルの酒「羽崎」誕生 耕作放棄地を再生
可児市の酒「羽崎」をPRする可児マイスターズの関係者と冨田成輝市長(右から2人目)=可児市役所

 可児オリジナルの酒を造ろう−。岐阜県可児市産のコメを使い、市内の酒造会社が醸造した日本酒「羽崎」が誕生した。コメは昨年、耕作放棄地で市民らが田植えと稲刈りをしたもので、文字通り“オール可児”。昨年12月から市内の酒店や飲食店で限定販売され、人気を集めている。

 計画の中心になったのは「可児マイスターズ」。休耕田の再生などに取り組むコメの生産法人「楽農楽人」(同市土田)、市内唯一の酒造業「林酒造」(同市羽崎)、酒販売「はっとり酒店」(同市土田)、飲食店「旬彩酒家 結庵」(同市広見)の4事業者が1年半前、酒造りのために結成した。

 「一緒に造ろう」の呼び掛けで集まった市民約30人が昨年5月、同市久々利の休耕田に「あさひの夢」を植え、同10月に稲刈りした。市も応援に回り、ブランド推進事業補助金を交付。「羽崎」のネーミングは、酒蔵のある地名に由来する。

 味はすっきりした辛口に仕上がり、冨田成輝市長も「飲みやすい。女性にも好まれる味」と太鼓判を押している。可児マイスターズは、2月18日に「羽崎」のPRを兼ねた酒蔵見学会を林酒造で開く予定。

 価格(税別)は純米搾りたて無ろ過生原酒「羽崎」が1・8リットル瓶2700円、同720ミリリットル瓶1350円。純米酒「羽崎」が1・8リットル瓶2500円、同720ミリリットル瓶1250円。はっとり酒店の店主服部誠志さんによると、「無ろ過生原酒は予想以上に売れ、残りわずか」という。問い合わせは同酒店、電話0574(25)2590。