旧伊深村役場庁舎跡に交流カフェオープンへ − 岐阜新聞 Web

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旧伊深村役場庁舎跡に交流カフェオープンへ
2018年02月10日 09:46
写真:旧伊深村役場庁舎跡に交流カフェオープンへ
旧伊深村役場庁舎を使ったカフェ運営の意気込みを語った橋嶋直人さん(左)=美濃加茂市役所

 岐阜県美濃加茂市は今年5月、伊深町の旧伊深村役場庁舎(国登録有形文化財)を改修し、交流カフェとしてオープンさせる。市から運営委託を受けた各務原市の橋嶋直人さん(24)が8日、同市役所を訪れ、伊藤誠一市長に運営や地域活動への意気込みを語った。

 同庁舎は1936年建造の木造平屋の役場棟などからなり、西洋建築の古典的なデザインを残す。市と地域住民らが活用方法を協議し、外観を残しつつカフェや憩いスペースなどを置く交流施設として整備を進めてきた。

 公募で21人の応募者から選ばれた橋嶋さんは、日本舞踊などの和文化継承を行っている岐阜市の鳳川伎連に「鳳川辰次」の名で所属。日本に9人しかいない幇間(ほうかん)として活動する一方、調理師や食育インストラクターの資格を持つなど多彩な才能を持つ。岐阜市での交流イベントや情報発信活動にも熱心に関わっている。

 橋嶋さんは同連の小野崎隆賢事務局長と訪問。地元に伝わる言葉と広場を意味するフランス語を使った「茶霞(さか)オキャレ」を店名にし、抹茶をたてて味わう体験型カフェを目指すことや、地元グループと連携した料理作り、芸妓(げいぎ)文化を広める活動などに意欲を示した。3月に同町へ移住する予定で、「地元に早く溶け込み、地域文化の掘り起こしにも力を注ぎたい」と語った。