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無形遺産祝福の舞 高山市 獅子舞練る
2016年12月03日
写真:無形遺産祝福の舞 高山市 獅子舞練る
高山祭の屋台行事のユネスコ無形文化遺産登録決定を祝い、街中を練り歩く屋台組の関係者=2日午後4時20分、高山市本町

 高山祭の屋台行事を含む「山・鉾(ほこ)・屋台行事」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録決定したことを祝う行事が2日、岐阜県高山市内で行われた。春と秋の高山祭の各屋台組の関係者がかみしも姿で市中心部を練り、市民や観光客と喜びを分かち合った。

 市役所で開かれた記念式典には市民ら約1千人が詰め掛けた。國島芳明市長は「世界が高山祭を永遠に残すべきと認めてくれた」とあいさつ。西小学校の6年生3人が、文化の継承に向けて他校の児童と協力して作成した決意表明と宣言文を読み上げた。

 山王祭(春の高山祭)屋台保存会の洲岬孝雄会長(67)は「待ちに待った登録。祭りを大事に守り伝えることで、人々のつながりや絆が強まることを願う」、八幡祭(秋の高山祭)屋台保存会の直井真会長(74)は「登録はこの上ない喜び。先人が祭りを愛し、伝統を重んじてきた証しで、敬意を表したい」と話した。

 春の高山祭の屋台組の関係者は日枝神社御旅所から、秋の高山祭の屋台組は桜山八幡宮からそれぞれ出発。おはやしに合わせ、獅子舞も練り、ともに市役所を目指した。