【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 中濃編

長良川イメージ調査

長良川に愛着、県民7割 流域市民8割 若年層は低い関心

長良川に愛着はありますか?

 岐阜新聞社が3〜9日にインターネット上で行った長良川への関心などを問うアンケート「長良川イメージ調査」では、流域住民を中心に7割の人が長良川に愛着を感じていることが明らかになった。一方で流域住民でも若年層は愛着が薄いなど、長良川への関心が低くなっている傾向も示された。

 「長良川に求める役割はなんですか?」という問いに対し、40.9%を占めたのが「美しい景観やアウトドアなどで観光客を集める」。世界農業遺産で評価された「長良川システム」につながる農林漁業や産業の水資源としての長良川の機能に注目する人は、25.2%だった。

長良川に愛着はありますか?
長良川に愛着はありますか?※関、美濃、郡上市
長良川で遊んだことがありますか?
長良川上流・中流地域で訪れてみたいのは?

 バーベキューや釣りを含めて長良川で遊んだことがあるかを尋ねる設問で、「ある」と答えた人は全ての年代で6割を超えた。特に長良川流域の関、美濃、郡上市民は、40代以上の110人全員が「ある」と回答。30代以下は若年になるにつれて割合は減るものの7割以上を占め、市民が若い頃から川に親しんでいることがうかがわれた。

 遊んだり、鮎を食べたりした実体験は、川への愛着に結び付いたとみられる。「長良川に愛着はありますか?」との問いには県民の約7割が「ある」と回答。住所別では関、美濃、郡上市民の82.2%、中濃以外の県内に住む人の77.6%は、それぞれ「ある」と答えた。可茂地域では「どちらともいえない」が46.2%と最多を占めたが、身近な木曽川や飛騨川などへの親しみとも受け取れる。

 ただ関、美濃、郡上市民の年代別の集計で、20歳未満では愛着が「ある」と答えた人の割合は、他の年代の半分以下の39.3%にとどまり、「どちらともいえない」が53.6%と過半数を占めた。

 「長良川上・中流域で訪れてみたいのは?」の質問では、「郡上おどり、白鳥おどり」が4割でトップを占めた。2位は、男性は「分水嶺のある、ひるがの高原」が22.3%、女性は「通称・モネの池」が17.5%と男女で好みが分かれた。

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