【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 飛騨編

高山市国府町にバイオマス発電所完成

高山市国府町にバイオマス発電所完成
テープカットをしてバイオマス発電所の完成を祝う関係者=岐阜県高山市国府町宇津江、四十八滝温泉しぶきの湯

 岐阜県高山市内の企業や個人でつくる飛騨高山グリーンヒート合同会社(同市新宮町)は、同市国府町に小型木質バイオマス発電所を完成させた。地元の未利用材を活用し、エネルギーの地産地消を図る。木質ペレットを使ったバイオマス発電による電気を、固定価格買い取り制度で売電する取り組みは国内で初めてという。

 同市国府町宇津江の四十八滝温泉しぶきの湯遊湯館に完成した「飛騨高山しぶきの湯バイオマス発電所」は、ドイツ製の高効率熱電併給システムを採用。間伐材など未利用材を市内の業者が加工した木質ペレットを発電燃料として使用する。総事業費は約2億円。

 年間発電量は約126万キロワット時を見込み、1キロワット時当たり43・2円で中部電力に売電する。発電の際に生じた熱は遊湯館に販売。灯油使用量の約半分に当たる年間約12万4千キロリットルをまかなえ、燃料価格の安定につなげる。

 竣工(しゅんこう)式が27日、同所で行われ、関係者約30人が出席。同社の岡田贊三会長は「高山モデルとして、全国での自然エネルギー利用の流れを作りたい」とあいさつした。

 同発電所は6日から売電を始めており、来月8日から本格稼働する。

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