【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 飛騨編

語らんかな!高校生

(上)自然、人情、飛騨の自慢

◆交通の便は、やっぱり課題かな/特産品開発や農業で地域の力に

(上)自然、人情、飛騨の自慢
暮らしているまちの印象などを語る高校生たち=岐阜新聞・岐阜放送ひだ高山総局

 移動編集局に合わせ、岐阜新聞社は、飛騨地域の高校生5人にひだ高山総局に集まっていただき、住むまちへの思いや将来の夢を語ってもらった。参加したのは、斐太高3年瀬ノ上紗帆さん(17)=高山市=、飛騨高山高3年中川拓己さん(17)=下呂市=、高山西高2年有巣丞哉さん(16)=高山市=、吉城高3年北村奈央さん(17)=飛騨市=、益田清風高3年今井樹さん(17)=下呂市=。高校生の目から見た飛騨地域とは−。2回に分けて紹介する。

 −暮らしているまちのいいところは。

 瀬ノ上 空気や水がきれい。飛騨弁が面白いところ。

 北村 自然が豊かで郷土料理がおいしい。(漬物を煮る家庭料理の)にたくもじとか。

 今井 けいちゃんや温玉ソフトなども。あとはやっぱり下呂温泉。同級生と温泉同好会をつくって月1回、市内の温泉に行っている。観光客気分を味わえるのも楽しい。

 中川 下呂温泉の花火も外せない。

 有巣 外国人観光客を含め、多くの人が高山を訪れてくれることがうれしい。古い町並みにも誇りを感じる。

 北村 古川祭の迫力はすごい。私も小学生の頃、地区の神社の祭りで舞を演じていた。地域の関わりが多く、人が温かいと感じる。

 瀬ノ上 まちを楽しくしようと活動する20、30代の人が高山で多くのイベントを開いていて、刺激になる。

 −逆に、もう少し良くなってほしいところは。

 中川 下呂から高山の高校に通っているが、電車の本数が少ない。バスも同じかな。

 今井 買い物も不便。服は名古屋や各務原のイオンへ買いに行くが、岐阜へ出るだけで1時間半かかる。高山は(コーヒーショップの)スターバックスなどがあって都会だと思う。

 瀬ノ上 交通費がかかり、使えるお金が減ってしまう。

 有巣 (ネット通販の)アマゾンで買い物することも多い。遊ぶ所や映画館があるとうれしい。

 −地域との関わりは。

 今井 高校で地元の特産物を使った商品の開発をしており、市内の企業などから協力の要望がある。僕たちもアピールしたい。

 中川 園芸科学科でトマトの栽培などを学んでおり、地元の農家が講師を務めることがある。次の担い手として見られている。

 北村 吉高地域キラメキ(YCK)プロジェクトで、古川観光案内や小中学生の学習サポーターなどをボランティアで行っている。地域からの期待は大きい。

 瀬ノ上 昨年、市内の高校生の団体「HIDAKKO PROJECT.(ヒダッコ プロジェクト)」をつくり、フリーペーパーを作っている。たくさんの大人と知り合い、みんな協力的で応援してくれた。温かく見守ってくれる優しさを感じる。

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