【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 飛騨編

飛騨人の誇り競演 高山祭屋台の総曳き揃え

飛騨人の誇り競演 高山祭屋台の総曳き揃え
初めて行われた春と秋の高山祭の祭り屋台全23台による曳き回し。春と秋の屋台が交互に連なり、安川通りを練った=29日午後7時16分、高山市片原町

 高山祭の屋台行事が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを祝う「高山祭屋台の総曳(ひ)き揃(そろ)え」(実行委員会主催)が29日、岐阜県高山市中心部の古い町並み一帯で開幕した。春と秋の高山祭の祭り屋台が一堂にそろうのは55年ぶり。夜には初めて全23台が曳き回され、祝賀ムードに包まれた。30日まで。

 春と秋の神楽台とからくり屋台を除く17台は朝、各屋台蔵を出発し、同市の上二之町と下二之町周辺に並べられた。中橋のたもとの日枝神社御旅所前では春と秋のからくり屋台4台が集い、獅子舞と闘鶏楽が演じられた後、からくりの妙技を次々と披露した。

 午後に一時雨が降ったものの、夕方には日差しが戻り、全23台が上一之町と下一之町にそろった。日暮れとともに春と秋の屋台が交互に安川通りへと曳き回され、市民や観光客がちょうちんを揺らして練る屋台を眺めた。

 セレモニーでは、嶋田政吾実行委員長が「この行事は、皆の努力で祭りを未来永劫(えいごう)守り続けていく決意表明でもある」、國島芳明市長は「登録は先人の苦労のたまもの。飛騨人の心意気を体感してほしい」と述べた。

 市によると、この日は大型連休初日で13万5千人の人出でにぎわった。30日も曳きそろえのほか、からくりの実演が行われる。

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