【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 飛騨編

語らんかな!高校生

(下)飛騨のため、働きたい

◆都会に進学、だけど古里が好き/若者が帰ってこられる場所を

(下)飛騨のため、働きたい
住むまちや将来の夢について語ってくれた高校生たち。暮らすまちに期待することをホワイトボードに書いた(左から)有巣丞哉さん、瀬ノ上紗帆さん、中川拓己さん、北村奈央さん、今井樹さん=高山市片原町

 岐阜新聞が移動編集局に合わせて行った「語らんかな!」に参加した飛騨地域の高校生たちが、地元で働くことへの思いや住むまちへの期待を語った。参加したのは、斐太高3年瀬ノ上紗帆さん(17)=高山市=、飛騨高山高3年中川拓己さん(17)=下呂市=、高山西高2年有巣丞哉さん(16)=高山市=、吉城高3年北村奈央さん(17)=飛騨市=、益田清風高3年今井樹さん(17)=下呂市=。

 ―将来の夢は。

 北村 看護師になりたい。看護職なら住み心地がいい古里に帰ってこられる。飛騨を離れ、東海地区の大学に進学を考えている。

 今井 理学療法士として地元で働きたい。

 瀬ノ上 小学生の頃から国際線の客室乗務員になることが夢。名古屋の大学に進学したい。今後出会う人に私を通じて高山を知ってもらい、多くの人に訪れてほしいな。

 中川 卒業後は飛騨地域で就職し、製造業に携わりたい。高山市内に勤める4歳上の兄も製造業で、充実した生活を送る姿を見て、いいなと思った。

 有巣 理系で学んでいるが、目標はまだ決まっていない。東京へ進学していろいろな事を経験したい。

 ―地元で働きたいと思うか。

 中川 学校に送られてくる求人票は、業務内容が漠然としていて働くイメージがしづらい。仕事の意義や細かな内容を知りたい。

 北村 看護は高校での体験などで、仕事について深く知る機会が多いからいい。

 有巣 自分が何に向いているのかを知る機会があればよかった。地元にどんな仕事があるかが分からないから、都会に行くというのもある。

 瀬ノ上 進学に向けた勉強が中心で、とりあえず大学に行くために飛騨を出る同級生が大多数。でも、地元が嫌いな人はあまりいないと思う。

 ―皆が住むまちに期待することは。

 北村 伝統はそのまま続いてほしい。少子化で祭りの担い手も減っており、地域外の人に助けてもらっている。人が増えて、今まで以上に明るいまちになってほしい。

 中川 住む人も観光客も、どちらも楽しんでもらえるまちであってほしい。

 有巣 アルバイトも含め、社会の中でいろいろ経験できる機会が増えるといい。こんな仕事もあるんだと知れば、高山で暮らすことも身近になる。

 今井 子どもや若い人が減って、地元の活気がなくなるのは寂しい。離れた友達が帰ってこられる場所をつくりたい。

【語らんかな!高校生】一覧

 (下)飛騨のため、働きたい
 (上)自然、人情、飛騨の自慢

【関連ニュース】

 時を超え神々集結 57年ぶり、飛騨の大祭開幕
 絶景をいち早く 乗スカ、初の早期部分開通
 秋の神楽台、春の区域進む 高山祭総曳き揃え
 57年ぶり神々集う 3日から飛騨の大祭
 飛騨人の誇り競演 高山祭屋台の総曳き揃え
 高山市国府町にバイオマス発電所完成
 白川郷、自販機へGO スタンプラリーで街歩き
 高山―長野待望の広域道 上ケ洞バイパス開通
 まちおこし映画「夢駈ける坂」撮影開始
 観光マナーを4こま漫画に 白川村、外国人向け制作
 乗スカ、春はすぐそこに 来月1日部分開通
 世界に響く起し太鼓 古川祭
 飛騨の誇り堂々 古川祭開幕
 小坂の滝めぐり、シーズン到来 下呂市で式典
 世界に誇る飛騨の華 春の高山祭
 世界の宝 春の高山祭開幕