【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 信長450

戦国の息吹発信 「信長公ギャラリー」きょう開幕

戦国の息吹発信 「信長公ギャラリー」きょう開幕
入り口で来場者を迎える、高橋英樹さんをモデルにした織田信長像=12日午後1時8分、岐阜市司町、みんなの森ぎふメディアコスモス

 「わがギャラリーにようこそ参られた」―。岐阜市信長公450(よんごーまる)プロジェクトの目玉企画「体感!戦国城下町・岐阜 信長公ギャラリー」の内覧会が12日、同市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスであった。来場者に話し掛ける織田信長像や、信長が金華山麓に築いた絢爛(けんらん)豪華な居館のCG映像などが見どころ。開幕を13日に控え「今年が岐阜市にとって特別な1年であることを実感してもらい、『信長公ゆかりのまち・岐阜市』をブランドとして全国発信したい」と、主催するプロジェクト実行委員会は意欲を見せている。

 ギャラリーは、信長と岐阜市のつながりを楽しみながら学べる施設として計画。

 会場入り口に設置された信長像は、1973年放送のNHK大河ドラマ「国盗(と)り物語」で信長役を務めた俳優高橋英樹さんの当時の姿がモデル。前に立つと「わしの愛する岐阜を存分に学んでいかれよ」など高橋さんの声で来場者をもてなす。

 220インチのスクリーンを備えた「おもてなし劇場」では、役者が小姓に扮(ふん)して弁士を務める。岐阜公園内の信長居館跡で続く発掘調査の成果を基に作られた、再現CG映像を約15分かけて紹介する。

 同劇場へと導く「回廊」は、国内外で活躍する左官職人の挾土(はさど)秀平さん=高山市=がプロデュース。信長を表現した五つの塗り壁作品などが、独特の空気感を演出している。

 居館にあったとされる濃姫の部屋をドラマのセット風に制作したコーナーや、CG映像で再現された戦国時代の岐阜の町や居館内部をバーチャル(疑似現実)散歩できる体験アトラクションもある。

 実行委の小森康博副事務局長は「特にCG映像はきらびやかさなど細かい部分にまでこだわって作り込んでいる。役者の演出も含めておもてなし劇場は家族で楽しんでもらえる」と太鼓判。「子どもたちが遊び感覚で信長と岐阜市のゆかりを知ってもらえる工夫も凝らしている。岐阜の子どもたちが郷土を知り、ひいては岐阜を愛する気持ちの醸成につながれば」と話した。

 前期展が13日〜9月24日まで。一部展示替えし、後期展は10月6日〜12月17日を予定する。開館時間は午前10時〜午後6時。入場は無料。

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