【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 信長450

ノブたび 岐阜ゆかりの人物編

【美濃金山城】 森蘭丸の権威示す

【美濃金山城】 森蘭丸の権威示す
山上の本丸跡には比較的大きな石材を用いた石垣も残り、織田信長の影響を色濃く感じさせる=可児市兼山、美濃金山城跡

 織田信長公の小姓(こしょう)(そばに仕える武士)として有名な森蘭丸。蘭丸をはじめ森氏が居城とした美濃金山(かねやま)城(可児市兼山)は、岐阜城と共通点も多くて、信長公イズム≠感じるお城だよ。

 漫画やゲームでは名前の通り美少年の姿で描かれるけど、古い史料では蘭ではなく「乱」の字で登場しているよ。15歳ほどで出仕し一城のあるじとなるのは1582年。甲州の武田攻めの武功が評価され、兄長なが可よしが治めていた金山(兼山)などが与えられたんだ。

【美濃金山城】 森蘭丸の権威示す
本丸西側からは、織田信長が拠点を置いた岐阜城がある金華山もかなたに望める=可児市兼山、美濃金山城

 国史跡に指定されている城跡は、戦国期の石垣を多く残しているよ。特に山頂の本丸は、天守があったとされる東側に大きな石を使い、天然の岩盤も利用していて岐阜城と似ているなあ。西側は3段の石垣もあるんだよ。信長公とその後の豊臣秀吉の時代に主君に習って石垣で権威を示そうとしたのかな。

 蘭丸は城主になって約2カ月後、本能寺の変で命を落としたんだ。18歳ぐらいだったんだって。金山をどんな町にしたかったのかなぁ。う〜ん、ぜひにおよばず☆

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