【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 信長450

ノブたび 岐阜ゆかりの人物編

【菩提山城】 半兵衛の拠点、広大

【菩提山城】 半兵衛の拠点、広大
広大な敷地を誇る菩提山城跡。大規模な土木工事が行われたことがうかがわれる=不破郡垂井町岩手

 織田信長公の家臣で、豊臣秀吉に仕えた竹中半兵衛。父親の代から拠点を置いた菩提山(ぼだいさん)城(不破郡垂井町岩手)は、敷地が広くて「西美濃最大級」といわれているんだって!

 不破郡史によると、1559年に半兵衛の父重元が土豪を攻め滅ぼし、美濃と近江の国境にある標高約401メートルの菩提山に築城したらしいよ。東西に約150メートル、南北に約300メートルと面積は広大。有事の詰め城だったらしく、山上部は土塁などで囲われた敷地「曲輪(くるわ)」を切断するように堀が築かれているよ。南側は堀切と竪堀(たてぼり)が複雑に交錯して、堅い防御を発揮していたみたい。

【菩提山城】 半兵衛の拠点、広大
菩提(ぼだい)寺にある竹中半兵衛の墓(中央)。境内には稲葉山城(岐阜城)を奪った武士らも祭られている=不破郡垂井町岩手、禅幢寺

 半兵衛は斎藤氏の家臣だったころ、実は岐阜城を一時占拠したこともあるよ。それに国境付近を支配していたから、調略(政治工作)で活躍したんだって。岐阜を拠点にしていた信長公が浅井(あざい)・朝倉の連合軍を攻めるとき、半兵衛が北近江の有力武将を寝返らせたとか。こうした働きが評価されて、秀吉に重用されたのかなぁ。う〜ん、ぜひにおよばず☆

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