【移動編集局】地方創生〜チカラは地から〜 信長450

岐阜城へいざなう光 金華山で野外幻燈

岐阜城へいざなう光 金華山で野外幻燈
登山道を提灯で演出した岐阜城「野外幻燈」=15日午後7時28分、岐阜市の金華山

 岐阜城が建つ岐阜市の金華山で15日夕、提灯(ちょうちん)などの明かりで登山道を彩る「岐阜城『野外幻燈(げんとう)』」が始まった。今回初めての試みで、二の丸跡では織田信長や濃姫を描いた絵も鮮やかに投影され、来場者を楽しませた。

 夜のライトアップを日本で初めて行ったのは、安土城を提灯などで飾った信長だといわれていることにちなみ、市信長公450(よんごーまる)プロジェクト実行委員会が主催。

 濃尾平野を見下ろす岐阜城天守から、きらめく市街地を見渡す「岐阜城パノラマ夜景」(岐阜城の夜間開館、7月15日〜10月15日)と連動して初開催した。9月3日まで。

岐阜城へいざなう光 金華山で野外幻燈
二の丸跡にブラックライトで浮かび上がった岐阜城時代の織田信長の姿=15日午後7時44分、同

 金華山ロープウェーの山頂駅から岐阜城まで続く登山道約300メートルに、提灯約140個を設置。二の丸跡には、ブラックライトで発光する縦約2・1メートル、横約7・2メートルの絵を白壁に見立てたスクリーンに投影。ポルトガル人宣教師ルイス・フロイスをもてなす信長や、京都の方角を見つめる信長など三つの場面を描写している。

 周辺には、かがり火を模した発光ダイオード(LED)を4基置くなど、幻想的な雰囲気を演出している。

 学生時代の友人2人と初めて同市を訪れた会社員(21)=静岡県沼津市=は、「提灯が連なる登山道は雰囲気があってすてき。岐阜城も美しい」とうっとり。白壁スクリーンの絵を見ながら「岐阜と信長のつながりを知らなかったから勉強になった」と笑顔を見せた。

 点灯時間は午後6時から午後10時まで。荒天時は中止。

【関連ニュース】

 岐阜城へいざなう光 金華山で野外幻燈
 宣教師が見た岐阜 フロイスの「書簡」初出展
 信長居館の魅力発掘 メディコス企画展
 戦国の息吹発信 「信長公ギャラリー」きょう開幕
 「信長公ギャラリー」あす開幕 出演者が意気込み
 信長と岐阜の10年描く 9月に岐阜市で音楽劇
 信長の夢、歌で彩る 児童が創作オペラ