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中島 淳さん

スクリュー社長・ライター

“街道歩き旅”に挑戦中

中島 淳さん
中山道の歩き旅で三条大橋に到着した中島淳さん=今年8月、京都市

 今夏、東京・日本橋から京都・三条大橋まで中山道を踏破。「旅に出るとそれだけを考えて時が過ぎていく。行ってみないと分からないこともある」。歩いた距離約557キロ、21日間の冒険への思いを語る。

 下呂市出身。保険会社に勤めていたが、「本当にやりたいことをしたい」と約5年前に独立。趣味の活動のための会社も設立した。昨夏に東海道を歩き抜き、日記などをホームページに掲載している。

 街道歩き旅は夜明けとともに活動を開始、暗くなるまでに寝る場所を探す。「時間の流れに身を任せるしかない」。中山道は山深い道も続き、「店も自動販売機もなく水と食料の確保が大変だった」

 旅先で多くの出会いも。足を痛めて宿に4日間滞在したが、宿を営む家族と交流が生まれた。駆け付けてくれた旧友と約30年ぶりに再会、鶏ちゃんで激励しようと車に一式積んで突然現れた同級生によるサプライズもあった。

 「街道を語る者として五街道は歩いておきたい」。来年は甲州街道から野麦峠を越えて飛騨まで歩く予定だ。「街道を歩き、学び得ることをまとめていきたい。“街道人類学”のようなものを紡いでいけたら」。都内在住。45歳。

(岐阜新聞 2014年11月26日掲載)