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脇田 幸三さん

建築家

脳の成長育む住空間を

脇田 幸三さん
「『できる』を育む家づくり−住空間と脳−」を出版した脇田幸三さん=岐阜新聞・岐阜放送名古屋支社

 今年3月に脳の成長と家づくりをテーマにした著書「『できる』を育む家づくり−住空間と脳−」(工作舎)を出版した。「家族の成長・成熟を育む場」としての住まいの機能にスポットを当てた内容で、「住まいづくりを見直すきっかけになれば」と話す。

 岐阜市出身で岐阜高校を卒業後、名古屋工業大、同大学院で建築を学んだ。設計事務所などに勤め、30代で名古屋市内に事務所を構えた。これまでに住宅やマンション、医院などの設計を手掛け、著書で紹介したポイントも自身の設計に取り入れてきたという。

 同書は、五感への刺激や空間認識など脳科学的な知見をもとにしながら、吹き抜けの魅力や、心身のリズムを整える外光の取り入れ方、体や脳の発達に有利な段差の作り方などを紹介。「脳が飛躍的に成長する子どものころには、屋外で遊ぶのもいいが住まいで過ごす時間も多い。さまざまな情報や刺激が感覚に働きかけることが大切」と語る。

 岐阜での仕事も多く、時間があると長良川沿いなどでドライブを楽しむ。名古屋市在住、65歳。

(岐阜新聞 2016年4月27日掲載)