頑張ってます岐阜県人

桐山 幹浩さん

TRUNKアトリエプロデューサー

人をつなぐ空間を創造

桐山 幹浩さん
「岐阜と東京をつなぎたい」とふるさとにも熱い視線を注ぐ桐山幹浩さん=東京都渋谷区神宮前、トランクホテル

 大学で建築を学び、高速道路の開発会社で休憩所整備などを手掛けた。しかし「川上にある金融や不動産の専門家と対話できるようになりたい」と退社。畑違いのファンド会社の門をたたいた。

 金融、開発、不動産、証券…。営業を通して専門家とコミュニケーションを重ね、新会社の設立も経験。2年半前、婚礼大手が新たに整備するホテル建設にデザインの責任者として参画した。それが今月13日、東京・原宿にオープンした「トランクホテル」だ。

 ロビーにはバーカウンター、日光浴が楽しめるバルコニー、おしゃれな内装のチャペル…。「世の中の先を行き、人をワクワクさせたい」という価値観は、見た目の追求にとどまらない。

 建材に廃材を利用したり、若手クリエーターが内装に関わったり。社会的な活動を意味する「ソーシャライジング」とのコンセプト通り、ホテルを通して人がつながり、新たな価値を生むことにこだわった。

 「建物だけでなく、人が集まる空間をクリエート(創造)する」との視点をふるさとにも向け、東京と岐阜をつなぐ企画を練る。「日本のいろんな仕組みをリニューアルしたい。きっかけづくりが僕らの世代の役目」。大垣市上石津町出身。世田谷区在住。40歳。

(岐阜新聞 2017年5月18日掲載)