頑張ってます岐阜県人

藤井 良直さん

中部圏社会経済研究所代表理事

中部活性化へ調査充実

藤井 良直さん
好調な中部経済を分析し、発信し続ける藤井良直さん=名古屋市内

 名古屋駅前再開発やレゴランド、リニア時代に向けて「好調な中部」の経済などを分析し、幅広く発信するシンクタンク「中部圏社会経済研究所」のトップ。昨年、創立50年を迎え「調査研究を充実させ、存在意義を一層高めたい」と語る。

 岐阜市出身。加納高から東北大へ進学。「エネルギー事業で地元を支えたい」との思いでUターンし、中部電力に就職。2015年から現職。

 インバウンド観光は研究事業の一つ。訪日客が増え続ける高山市を「ブーム以前からの地道な誘客戦略が花開いた結果」と分析する。

 観光プロモーションにも触れ「名所を映すだけでは効果はない。誰がターゲットで、どんな体験ができるか『見える化』することが大切」とし、「長良川温泉泊覧会(長良川おんぱく)は良い実行例」と話す。

 好きな言葉は「明るく、心を込めて、粘り強く」。産官学各層と会い、ニーズを把握し事業に反映させていく。「地道な人間関係の構築が今後にも生きる」と信じ、各地を駆け回る。

 趣味は油絵。中部発展の「未来図」も描く58歳。

(岐阜新聞 2017年7月6日掲載)