頑張ってます岐阜県人

稲川 幸泰さん

富士通東海支社エリア 戦略推進部シニアマネージャー

IoT、地方創生に活用

稲川 幸泰さん
古里岐阜の情報産業活性化に尽力してきた稲川幸泰さん=名古屋市中村区

 モノのインターネット(IoT)でビジネスに革新を起こし、地方創生につなげる調査や研究の先頭に立つ。「モデルケースを確立し全国に波及させたい」と力強く語る。

 一面田んぼだった古里大垣市で、少年時代はザリガニ取りに夢中になった。大垣東高から南山大へ進学すると、演劇に打ち込んだ。思い出は活動資金集めのためのスポンサー探し。「その後の営業職に生きた」と話す。

 統計学を学んだ経験を生かし、システムエンジニアとして入社。富士通名古屋支店に配属後、「水防警報システム」と呼ばれる自治体向け汎用(はんよう)コンピューターを開発。河川の雨量や水位情報の一元的な収集が可能で「自分の信念で大仕事ができた」と振り返る。

 岐阜事業所配属後はソフトピアジャパン開業にも携わる。通信セキュリティーネットワークを整備、古里の情報産業活性化に尽力してきた。現職となった2016年からは、新たなビジネスモデル創出のため、顧客回りに奔走する日々を送る。

 誕生日が同社創立記念日と同じで、「縁を感じずにいられない」と、笑顔で語る。54歳。

(岐阜新聞 2017年8月10日掲載)