頑張ってます岐阜県人

加藤武史さん

映画配給会社アンプラグド社長

良作を求め年300作品観賞

加藤武史さん
年間300本の映画を見る加藤武史社長。「良い作品は古くならない」=東京都港区赤坂、アンプラグド

 生まれは可児市。高校時代から映画が好きで、名古屋市や岐阜市の映画館へ通った。「往復2〜3時間は映画のことだけ考えていた」。次第に作品だけでなく宣伝や製作へと関心の幅が広がった。

 大学卒業後は京都の撮影所で働きながら現場の仕事を学んだ後、東京の映画会社へ転職。そこで、宣伝や企画の面白さに目覚めた。

 膨大なライブラリーの中から名作を発掘、新たな映像技術で現代によみがえらせ、好評を得た。「美しくてうまい映画は何十年たっても古くならない」と手応えをつかんだ。同時に、収益を求めすぎる会社の仕事に疑問を持ち「自分で買い付けをしよう」と05年に独立した。

 公開中の作品「ハイドリヒを撃て!」では、日本語のタイトルやチラシのデザインで腕を振るった。「見る人に引っかかるポイントが必要。批判を恐れては何もできない」。反応は上々だ。

 良作を求めて年300作品を見る。最近は製作への挑戦にも意欲がある。「費用をかけなくても、アイデア次第で世界に出る映画は作れる」。休日はジョギングで汗を流し「いいアイデアが浮かぶことがある」。趣味はビール造り。東京都大田区在住。45歳。

(岐阜新聞 2017年10月13日掲載)