頑張ってます岐阜県人

可児 達也さん

三菱東京UFJ銀行今池支社長

手掛けた空港建設、財産に

可児 達也さん
「岐阜のポテンシャルは高い」と、古里にエールを送る可児達也さん=名古屋市千種区、三菱東京UFJ銀行今池支社

 可児市出身。リニア中央新幹線開業後は東京、名古屋、大阪を含めた約7000万人の巨大経済圏が完成する。その一角を占める岐阜県。「最大の好機を生かしてほしい」とエールを送る。

 可児高から同志社大へ進学。思い出は専攻した貿易論のゼミと、祇園でのアルバイト。「コミュニケーション能力が鍛えられた」と振り返る。

 1991年入行。常滑支店勤務を経て、中部国際空港プロジェクト担当部署に配属となった。これが銀行マン人生の分岐点となる。入行10年目、その経験を買われ、空港会社へ出向。前例がなく手探り状態で始動したプロジェクト。担当は滑走路の建設。納期や価格のやり取り…。困難の連続だった。

 そして迎えた開港日。「自分が手掛けた」真新しい滑走路に到着した1番機を見た瞬間、涙があふれ出た。あの感動は忘れられない。

 「何もない場所」から始まった空港建設。築いた人脈は銀行に戻った後の仕事にもつながっている。「地域発展に汗をかくことが役目。これからは次世代産業の育成が不可欠」と、力強く語る。

 2年前から始めたウオーキングとジョギングが趣味。10キロ以上の減量に成功した48歳。

(岐阜新聞 2017年10月20日掲載)