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第2日(7月11日)
| 2回戦 | 長良川 11日第1試合 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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県岐阜商×大垣東=14奪三振の力投を見せた県岐阜商のエース桜田陽介=長良川
県岐阜商が投打に圧倒。初回、1死一塁から酒井田の適時三塁打で先制。その後も小刻みに加点、八回に代打松田の右越え本塁打などで4点を奪い勝負を決めた。先発桜田は14奪三振の力投。
大垣東は2安打に抑えられ、ホームを踏めなかった。
県岐阜商のエース桜田陽介が、大垣東から14三振を奪った。「完封は初めて。こんなに三振が取れるとは思わなかった」。昨年とは違う、自信に満ちた姿がマウンドにあった。
初戦の重圧とは無縁のようだった。初回、先頭の清水雅に、2―2と追い込んでからスライダーを投げ込む。思わず手を出す清水雅。ここから4者連続三振。立ち上がりから乗りに乗った。
振り返れば夏は悔しい思い出ばかりだ。昨年の県大会準々決勝の長良戦は、八回から救援し、3連続四死球で降板。甲子園の舞台では、一回ともたなかった。「完全に自信がなくなった」。自分の投球を見失う。秋の東海大会では、とうとうベンチ入りメンバーから外れた。
「あまり努力する方じゃなかったけど、体づくりを継続してやるようになった」。ウエートトレーニングで下半身を強化し、夕飯時には茶わん7杯もご飯を食べて体重を増やした。冬を越えて一回り大きくなった体で、球速は上がり、変化球の切れもよくなった。
「背番号1は成長度、頑張り度を見てつけたもの。昨年から一番苦い思いをしているから。最後の夏なのですべてを出し切ってほしい」。藤田明宏監督は期待を寄せる。
「今年も絶対に甲子園にいきたい。1回でも負けたら終わってしまう。思い切って、そして楽しんで投げたい」と桜田。自信を取り戻したエースが、チームの原動力となる。