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ぎふ高校野球

目指せ、全国制覇(2) 覇者・大垣日大

2016年 7月 1日

写真:目指せ、全国制覇(2) 覇者・大垣日大

多彩な顔ぶれがそろう投手陣の柱・石川(左)と伊藤=大垣日大高硬式野球部グラウンド

 秋の県を制しながら東海初戦で敗れ、選抜出場を逃した大垣日大。充実の冬を越え、たくましくなった選手たちは虎視眈々(たんたん)と2年ぶりの夏の覇権を狙う。

 「春から成長著しい選手が多い」と阪口慶三監督。ここにきて軸になる選手が固まり、一層、厚みを増している。打の成長株は4番を担う宮坂元規。秋までは下位を打つことが多かったが、巧打に加え、長打力にも磨きがかかり中軸を打つまでに成長した。故障で戦列を離れていた一塁手丹羽雅治も復帰、切れ目のない打線が完成した。さらに“阪口日大”ならではのキラーツールが機動力。1年夏からレギュラーの主将湯口郁実を中心に年々進化し続けているが、湯口は「春は得点力が課題だった。打てない時にどうやって点をとるかを磨いてきた」と語り、盗塁とセーフティーバント、積極走塁でどこからでも好機を拡大していく。

 投手陣の軸は2人の2年生左腕。上手投げの石川隼也は球威のある直球に、落差の大きいカーブ、チェンジアップなど多彩。成長株の伊藤翔平は、春から腕の位置を下げてサイドにしたことが奏功し、全国の甲子園常連校との練習試合でも好投を繰り広げている。秋の県優勝投手で右サイド3年田辺憲虎、春好投を見せた2年生右腕西岡杏朗ら多彩な顔ぶれもそろう。

 ナインにはさらに奮起する理由がある。阪口監督が頸椎(けいつい)などの手術以来控えていたノックを、この春から7年ぶりに再開。しかも春の県大会後はこれまで週1回程度だった寮での宿泊が、週の半分に増え、指導に集中。「このチームへの熱い思いを感じた」と主将。しかも阪口監督にとって、今夏は監督50周年のメモリアルイヤー。再びバットを握った名将を男にする夏がいよいよ始まる。


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