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ぎふ高校野球

頂点へ駆け上がれ! C春県3位・岐阜各務野

2017年 7月 1日

写真:頂点へ駆け上がれ! C春県3位・岐阜各務野

エースで主軸の大滝=岐阜各務野高

超攻撃的走塁、持ち味

 岐阜各務野のチームスローガンは「驚走撃破」。試合でも、思わぬタイミングでの重盗やエンドランなど、見る者を驚かせる作戦が試合を通してどんどん出てくる。監督就任9年目の江崎大輔監督は「選手たちが考えてサインを出している時もある。私も何が起きるのか分からないから、作戦を読めるはずがない」と、相手の守りを乱す“超攻撃的”な足技のからくりを明かす。

 江崎監督の持論は「強豪校と同じことをしても勝てないのが大前提」。大阪桐蔭や高崎健康福祉大高崎(群馬)といった県外強豪校の練習や試合を観察しながら勝てるすべを考え、今の「誰も予想ができない、相手から嫌がられる」チームスタイルを築き上げた。

 2年連続で夏8強に食い込んでいるが、さらに今年は投打両面でパワーアップした。1年生時から主力だった選手も多く、指揮官も「今年は優勝させないといけない」と熱がこもる。

 中心は、エースナンバーを背負う大滝竜弥。中学までは平凡な投手だったが、同高の川出真二投手コーチのもとで急成長を遂げた。「110キロ台のストレートとスローカーブしか投げられなかった」という状態から、今では速球は140キロを記録し、スライダーとチェンジアップを習得。9球団のスカウトも足を運び、「甲子園でベスト8に入って国体に出る」と高い目標を持つ。

 攻撃は積極的な走塁は踏襲しつつ、打線は例年になく強力だと江崎監督も胸を張る。主軸の加藤湧大、荒井魁星、大滝は全員柵越えできる力があり、一気に大量得点も可能。これまで得意としていた先行逃げ切りに加え、終盤の大逆転も勝ちパターンになった。

 本気で初の甲子園を狙うナインは、まだ体感したことのない決勝の長良川球場や、甲子園での試合をイメージしながら練習している。江崎監督は「岐阜大会の決勝が通過点と思えるようにしないと。球場の雰囲気が違っても同じ野球ができるように」と狙いを口にする。大垣日大や中京学院大中京、県岐阜商といった県の横綱を倒す急先鋒(せんぽう)が岐阜各務野だ。


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