関市に700余年続く日本刀の伝統的製造法。刀の基になる玉鋼を火床(ほど)で熱し、刀匠が大鎚(づち)を振り下ろして鍛える。「トン、テン、カン」という音とともに激しく火花が飛び散り、気迫のこもった姿は昔と変わらない。
鎌倉時代に刀祖「元重」が関の地に移り住んで刀鍛冶を始めたのが最初とされ、室町時代には「関の孫六」で知られる二代目兼元が「四方詰め」と呼ばれる鍛錬法を編み出し、「折れず、曲がらず、よく切れる」関の刀を全国に広めた。
毎年3、4、6、11月の第1日曜日と1月の打ち初め式、10月の刃物まつりでは、同市南春日町の関鍛冶伝承館の日本刀鍛錬場で一般公開され、多くの見物客でにぎわう。 (写真)激しく火花を散らせ玉鋼を鍛える刀匠=関市南春日町、関鍛冶伝承館日本刀鍛錬場 |