【写真】静かな趣で涼感あふれる初夏の瀬戸川と白壁土蔵街=飛騨市古川町壱之町
瀬戸川沿いの約400メートルに老舗造り酒屋の酒蔵など35棟の土蔵が並び、川沿いの裏通りから見渡せる。約700匹のコイが悠々と泳ぎ、大イチョウの黄葉や柳並木の若葉の時期は特に美しい。
瀬戸川は約400年前、金森氏が築いた増島城の堀の水を引いて新田開発のために造られ、町人街と武家屋敷を区切る役割も果たした。現在も打ち水や、防火・農業用水、流雪溝として使われている。土蔵は1904(明治37)年の古川大火でも焼け残り、防火のために盛んに建てられた。
コイは、美しい水を保つシンボルとして放流され、越冬池に移す「引越し」や古川祭の前に川に戻す「コイ入れ」は季節の風物詩となっている。
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