廃棄カツ「いい食材」持ち掛けられる 羽島市の業者が証言 − 岐阜新聞 Web
廃棄カツ「いい食材」持ち掛けられる 羽島市の業者が証言
2016年01月15日09:47
写真:廃棄カツ「いい食材」持ち掛けられる 羽島市の業者が証言
「みのりフーズ」からの任意提出を受け運び出される段ボール。「ビーフカツ」などと書かれている=14日午後0時35分、羽島市

 「廃棄物だという認識はなかった」。羽島市の製麺業者「みのりフーズ」の実質経営者、岡田正男氏(78)は14日、愛知県内で報道陣の取材に応じ、意図的な偽装ではなかったことを強調した。その上で「(結果として)悪いことをしたと思うが、流れてしまったものは仕方がない」と開き直った。

 岡田氏によると、産廃業者「ダイコー」の大西一幸社長とは4年ほど前に知り合った。

 「いい食材があるが、販売先はないか」と持ち掛けられ、冷凍カツは過去に2回、300箱ずつ仕入れたという。仕入れ値は1箱(30枚入り)約千円。サンプルを食べ、品質に問題がないと判断し、知人男性が交渉した販売先に2〜3割増しで転売したという。

 壱番屋のロゴが入った段ボール箱に入っていた冷凍カツを転売する際、別の箱に詰め替えていたことについては「ダイコーから別の箱に変えてくれと頼まれたから」と説明。

 また「なぜ安いかは考えもしなかった」とした上で「産廃業者だと知っていたが、ごみだとは普通思わない。商品自体を信用していた」と語気を強めた。