89品目で製造・販売元判明 みのりフーズ − 岐阜新聞 Web
89品目で製造・販売元判明 みのりフーズ
2016年01月20日09:38

◆岐阜県が24自治体に調査依頼

 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄カツが横流しされた事件で、岐阜県は19日、カツを産廃処理業者から購入、転売していた製麺業者「みのりフーズ」(羽島市)の冷凍庫に保管された108品目のうち、新たに製造元や販売元が判明した20品目について、5都県と保健所政令市の2市に調査を依頼した。これで依頼した自治体は北海道から宮崎県まで12都道県、12市となり、調査依頼した製品は計89品目となった。

 県によると、新たに判明したのは、みそなどの調味料が大半。東京、埼玉、千葉、愛知、三重の5都県と長野、神戸の2市に19日付で調査依頼した。108品目は日本生活協同組合連合会(東京)のマグロ製品のほか、肉加工品、魚加工品、総菜、菓子類、調味料など。大半が賞味期限切れだった。

 みのりフーズは、廃棄カツを横流ししていた産廃処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)から入手したと説明しており、県が製造元などのある自治体に調査を依頼している。

◆調査の自治体「さらに広がる」 古田知事が認識

 古田肇知事は19日の定例会見で、カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄カツが横流しされた事件を受け、「(全容の解明は)岐阜県だけでは済まない。(調査する自治体は)さらに広がる可能性がある」と述べ、国として食品処理の問題に対応する必要があるとの認識を示した。

 羽島市の製麺業者「みのりフーズ」が廃棄された製品を産廃業者から仕入れていたことには「ごみが食品になるのは言語道断。早急に全容を解明し、対策を打つ必要がある」と強調。みのりフーズの冷凍庫に保管された108品目については「壱番屋の流れはある程度見えてきた。それ以外の製品の解明が必要になる」と述べた。