地域を生かす労働発信 郡上市で「テレワーク」シンポ − 岐阜新聞 Web
地域を生かす労働発信 郡上市で「テレワーク」シンポ
2016年02月12日09:23
写真:地域を生かす労働発信 郡上市で「テレワーク」シンポ
郡上の地域資源や地場産業の魅力と課題などについて語るパネリスト=岐阜県郡上市八幡町小野、「HUB GUJO」オフィス

 タブレット端末やパソコンを使って自宅などで仕事ができるテレワーク事業を推進する岐阜県郡上市で11日、「郡上だからこそできる働き方を考えるシンポジウム」が行われた。地域資源や地域課題を踏まえて、情報通信技術(ICT)をどう活用できるか考えた。

 テレワークの拠点を運営するNPO法人「HUB GUJO(ハブグジョウ)」が同市八幡町のオフィスで開き、地元住民や東京、大阪などのプログラマーら47人が参加。

 パネルディスカッションには情報科学芸術大学院大学(IAMAS、大垣市)の吉田茂樹学長らICTに関わりの深い3人に加え、地元から林業や観光関係者ら4人が登壇し、各分野の現状と課題を話した。

 「郡上割り箸」の小森胤樹社長は「県内は森林資源が豊富だが、データ化ができていない」と発言。林業の業界にはICTを導入するという考え方が薄いとも指摘し、人材確保の面からも技術導入の必要性を訴えた。同市白鳥町石徹白で小水力発電に取り組む「地域再生機構」の平野彰秀副理事長は、豊富な自然資源があることに加えて小さな地域だからこそ実践的な取り組みができることなど、郡上の良さを紹介した。