「ロケット史」紙工作で一望 航空宇宙博物館でクラフト展 − 岐阜新聞 Web
「ロケット史」紙工作で一望 航空宇宙博物館でクラフト展
2016年02月17日09:12
写真:「ロケット史」紙工作で一望 航空宇宙博物館でクラフト展
精巧なロケットのペーパークラフトに見入る来館者=岐阜県各務原市下切町、かかみがはら航空宇宙科学博物館

 世界初の有人宇宙飛行をしたボストーク、最新鋭のイプシロン…。世界中で打ち上げられたほぼ全てのロケットを100分の1サイズで精巧に制作したペーパークラフトの展示会が、岐阜県各務原市下切町のかかみがはら航空宇宙科学博物館で開かれ、95点が展示されている。人類の宇宙開拓史をたどる作品に来館者が見入っている。3月28日まで。

 制作したのは、水戸市職員でペーパークラフト作家の中川義道さん(46)。米国、ロシア(旧ソ連)、日本など国ごとに年代順に展示している。

 作品からは、米国と旧ソ連の宇宙開拓をめぐる競争の歴史をたどることができる。世界初の人工衛星を搭載したスプートニク(1957年)やボストーク(61年)など旧ソ連のロケットと、月面着陸を成功させた米国のアポロ11号を搭載したサターンV(69年)などがある。

 日本のロケットは約30点。人工衛星を初めて打ち上げたL(ラムダ)−4S(70年)から、17日に打ち上げ予定のH2Aや、最新鋭のイプシロンまでが並ぶ。

 中川さんは「ロケット開発は、日本も世界も成功と失敗を重ねて今がある。その歴史を感じてほしい」と話している。同館は火曜休館。