白天目茶碗、県に寄贈 陶芸家の青山双渓さん − 岐阜新聞 Web
白天目茶碗、県に寄贈 陶芸家の青山双渓さん
2016年02月18日09:08
写真:白天目茶碗、県に寄贈 陶芸家の青山双渓さん
古田肇知事に白天目の説明をする青山双渓さん(右)=県庁

 陶芸家の青山双渓さん(67)=岐阜県多治見市小名田町=が17日、約500年ぶりに再現した白天目茶碗(わん)を県へ寄贈した。

 青山さんは、同町の小名田窯下古窯跡から出土した陶片を基に、室町時代の茶人・武野紹鴎(たけのじょうおう)所持と伝えられる国重要文化財「白天目茶碗」の再現に取り組んできた。素地の土や灰釉(かいゆう)の配合、焼成方法などの研究を重ね、白天目の再現に成功。2015年に県芸術文化顕彰を受けた。

 寄贈した白天目は直径12.8センチ、高さ7.4センチ。銘は、和而不流(わしてながれず)。

 県庁で、古田肇知事は「県の宝物として大事にしたい。新天地を切り開いてほしい」と青山さんを激励。感謝状を受け取った青山さんは「これを励みに頑張りたい」と語った。