岐阜大大学院 自然科学技術研究科を新設 − 岐阜新聞 Web
岐阜大大学院 自然科学技術研究科を新設
2016年02月18日09:20

 岐阜大は17日、2017年4月に大学院修士課程の工学研究科と応用生物科学研究科、医学系研究科再生医科学専攻を再編し、新たに自然科学技術研究科を設置する方針を明らかにした。5月に文部科学省に申請する。同大の強みである生命科学、環境科学、ものづくりを集中的に教育する体制を整え、地域産業の活性化を担う理工系人材の輩出を目指す。

 計画では現在の3研究科13専攻を1研究科6専攻に改組。工学と応用生物科学の研究科に分かれていた生命工学、応用生命科学の両専攻を新研究科で生命科学・化学専攻に一本化するほか、生物生産環境科学、環境社会基盤工学、物質・ものづくり工学、知能理工学、エネルギー工学の各専攻を設ける。定員は現行と同じ計375人。

 新研究科では地域の産業リーダーとなる資質を培うため「デザイン思考教育」を採用。少人数グループでの討論を通じて洞察やマネジメント、コミュニケーションなどの能力を磨き、チームで目標を達成する過程を学ぶ。

 希望者が英語による特別教育プログラムを受けられるコースも新設。日本人と留学生が混在する環境下で英語で専門的な教育を行い、国際社会で活躍できる人材の育成を狙う。

 英語で論文を読む能力に加え、話したり聞いたりする力のある学生を優先して入学させるため、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)を大学院入試に取り入れ、一定水準以上を受験資格とする。