狙え五輪、ボート“英才教育” 川辺町でアカデミー設立 − 岐阜新聞 Web
狙え五輪、ボート“英才教育” 川辺町でアカデミー設立
2016年02月24日10:11
写真:狙え五輪、ボート“英才教育” 川辺町でアカデミー設立
民間団体が小・中・高校生まで一貫したボート教育でアスリートを育成する川辺ボートアカデミーの設立総会=岐阜県加茂郡川辺町比久見、川辺ボートコミュニティ艇庫

 「ボート王国かわべ」を掲げてボート競技を振興する岐阜県加茂郡川辺町の民間団体が23日、地元の小学生から高校生までを対象に一貫してボート教育を行い選手を育成する「川辺ボートアカデミー」を設立した。日本ボート協会によると、小中高一貫の民間育成機関は初めてという。5月にも開校し、2020年東京五輪などへの選手輩出も視野に入れる。

 設立母体は、川辺町の企業経営者や漕艇関係者が2014年7月に発足させた「川辺ボートコミュニティ」(会長・肥田直敏テクノプレニードヒダ会長)。

 練習拠点は飛騨川の川辺ダム湖にある県川辺漕艇場。町内には県内中学校で唯一ボート部がある川辺中、可茂地域には加茂、美濃加茂、八百津高校などボート有力校があり、アカデミーは新入部員らを対象に座学と実技で基礎から指導する。指導者とスタッフは当初は20人ほどを予定。アジア、世界大会の出場経験者や実業団チーム経験者を確保した。

 設立総会を23日艇庫で開き、コミュニティ会員や佐藤光宏川辺町長、日本ボート協会の岡本昌一業務執行理事・指導者育成委員長ら約20人が出席した。初代校長に就任した千田隆夫・日本ボート協会業務執行理事・国際委員長(岐阜大大学院医学系研究科教授)は「成人してもボートを通じた地域貢献ができる人材を育成し、将来世界に羽ばたいてほしい」と話した。