俳優はアスリート せぴあ倶楽部、中田喜子さん講演 − 岐阜新聞 Web
俳優はアスリート せぴあ倶楽部、中田喜子さん講演
2016年02月25日09:18
写真:俳優はアスリート せぴあ倶楽部、中田喜子さん講演
俳優としての歩みを振り返る中田喜子さん=岐阜市長良福光、長良川国際会議場

 岐阜新聞・ぎふチャンレディースプラザ「せぴあ倶楽部」の2016年第1回文化講演会が24日、岐阜市長良福光の長良川国際会議場で開かれた。俳優中田喜子さんが役者生活を振り返り、日曜大工の醍醐味(だいごみ)も語った。

 東京都出身の中田さんは幼い頃、母親に連れられて歌舞伎座に通ったのがきっかけで芝居好きになった。初主演した民放連続ドラマでは午前9時から翌朝4時までの撮影が8カ月続いたと回顧。「俳優は体力勝負でアスリートのよう。食事は薬餌で、塩分過多にならぬよう、朝食でしょうゆは使わない」と健康法を紹介した。

 テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」に三女役で20年以上にわたり出演。「認知症の母親の介護を演じたときは世間から優しい目を向けられた」と放送の影響力に驚き、「歴史を作ることができ感謝している」と話した。

 日曜大工が長年の趣味で、椅子の座面や壁紙の貼り替えはお手の物という。帝国劇場の楽屋の壁の汚れが気になり、関係者に内緒で塗り隠したことも披露し、笑いを誘った。自ら修理やリフォームをするドイツ人を見て触発されたといい、「自分でやればうまくできなくても愛着が湧き、優しい気持ちになれる」と話した。

 「元気になれる色を身に着ける」とおしゃれのポイントも伝授。「人に良いことをしたと思うと、幸せホルモンが出る。明るい時間を過ごしてほしい」とエールを送った。

 ぎふチャンの「昭和がらくた劇場」などに出演するシンガー・ソングライターオカダミノルさんが聞き役を務めた。協賛企業はサンメッセ、岐阜都ホテル、日通旅行、キリンビールマーケティング岐阜支社、J―オイルミルズ。