メディアコスモスの人出、商店街に マイカー規制、今秋社会実験 − 岐阜新聞 Web
メディアコスモスの人出、商店街に マイカー規制、今秋社会実験
2016年02月27日08:39

 岐阜市は今年秋に数日間、市中心部の長良橋通りで、一般車両の進入を禁止して、バス専用の区間を設ける「トランジットモール」の社会実験を実施する。盛況な図書館複合施設「みんなの森ぎふメディアコスモス」(同市司町)の来館者を、バスを活用して市中心部へ誘導するのが狙い。商店街へのにぎわいの波及効果や交通への影響を調べる。

 メディアコスモスは昨年7月の開館以降、1日平均約3500人が訪れている。今月22日に来館者が73万人を突破し、目標の年間100万人達成は確実な状況だ。

 にぎわいを商店街に波及させるため、長良橋通りの若宮町交差点−金宝町交差点の約800メートルを、バスしか通れないトランジットモールの区間に設定。片側2車線のうち歩道側の東西1車線を歩行者天国にしてフリーマーケットなどを行い、周辺の商店街でもイベントを開く。メディアコスモスでは岐阜バスの一日乗車券をスタンプラリーの景品として配り、来館者をモールへと誘導。商店街とメディアコスモスの回遊性を高める。

 総事業費は5650万円。新年度当初予算に150万円を盛り、残りは国の地方創生加速化交付金を活用する。市は2003年にトランジットモールの社会実験を全国に先駆けて実施。市はメリット、デメリットを見極め、定期的な実施を検討する。