移住者に市有地無償譲渡 本巣市、来年にも募集開始 − 岐阜新聞 Web
移住者に市有地無償譲渡 本巣市、来年にも募集開始
2016年03月04日09:15

 岐阜県本巣市は新年度、市が分譲している水鳥(みどり)団地(同市根尾水鳥)の宅地を移住希望者に無償譲渡する。団地のある市北部地域は市全体の面積の8割を占めるが、人口は8%の約2900人。必要な条例制定などを経て、来年1月以降の募集開始を目指す。

 市によると、移住定住の促進策として、市有地を無償で譲渡するのは全国的に珍しいという。

 水鳥団地は合併前の旧根尾村が1998年に分譲を始めた。合併前に8区画を売却したが、合併した2004年以後は購入者はおらず、11年度に分譲価格を半額ほどに値下げし、購入条件を緩和。4区画が売れ、現在は279平方メートル〜351平方メートルの11区画が残っている。

 市は新年度の重点施策に移住定住の促進を据えており、従来の補助金制度に加え、空き家の所有者を対象に新たな補助制度を設ける方針。無償譲渡の条件の詳細は今後詰める。藤原勉市長は「移住定住向けの幅広い支援策を展開していく」と話している。

 水鳥団地から約3キロ圏内に市役所根尾分庁舎、幼児園、小中学校や診療所などがある。