「ながら」木のぬくもり 長良川鉄道、観光列車公開 − 岐阜新聞 Web
「ながら」木のぬくもり 長良川鉄道、観光列車公開
2016年03月19日09:16
写真:「ながら」木のぬくもり 長良川鉄道、観光列車公開
木目を基調にした内装の観光列車「ながら」。食堂車はレースのカーテンを引くと半個室になる=18日午後2時35分、美濃市広岡町、美濃市駅

 長良川鉄道(岐阜県関市元重町)が4月27日から運行を始める観光列車「ながら」が18日、美濃市広岡町の美濃市駅に到着し、報道陣に車内が公開された。車両は深みのある赤を基調にしたレトロな雰囲気で、車内の天井や床には県産材をふんだんに用いた。

 観光車「あゆ」(38席)と食堂車「もり」(25席)の2両編成。JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた工業デザイナー水戸岡鋭治さんがデザインした。

 あゆはテーブルのほか、つり革の持ち手も木製で仕上げ、座席はカラフルな模様。もりはテーブルごとに薄いカーテンを付け、東濃桧のテーブルでゆったりと季節ごとの県産食材を使った食事を味わえる。

 大阪市で改装を終えた2両はこの日早朝、トレーラーで美濃市駅に到着。鉄道ファンや市民らが見守る中、クレーンでつり上げられ、線路に載せられた。

 運行は金、土、日、祝日を中心に、美濃太田−北濃間で運行。食堂車は美濃太田―郡上八幡間で料金はランチプラン1万2千円、スイーツプラン5千円。観光車には普通乗車運賃と整理券(500円)で乗車できる。

 レトロな雰囲気は沿線ののどかな景色に映えそうだ。今月1日から4、5月分の予約を開始したところ、初日に約170件の予約を受けた。美濃太田発のランチプランは残りわずか。同鉄道の坂本桂二専務は「沿線5市町と連携してうまくプロモーションを仕掛けたい」と話す。