トラクターに装備の架線集材機 県が導入、貸し出しへ − 岐阜新聞 Web
トラクターに装備の架線集材機 県が導入、貸し出しへ
2016年03月21日09:16
写真:トラクターに装備の架線集材機 県が導入、貸し出しへ
県が導入したタワーヤーダ。垂直に立てた支柱からワイヤを張り、効率良く集材ができる=美濃市曽代、県森林文化アカデミー

 岐阜県は、山林から木材を運び出す人工支柱を林業用トラクターに装備した欧州製の架線集材機「タワーヤーダ」を導入した。新年度は県森林文化アカデミー(美濃市曽代)が中心となって操作できる人材の育成に取り組み、架線集材機の普及を促す。

 県内の森林は複雑な地形の急傾斜地が多く林道の整備が難しい上、架線技術を持つ職人の高齢化もあり、普及促進のため約5千万円を投じて架線集材機を導入した。約140馬力で、高さ約8メートルの支柱から最長約550メートルのワイヤを伸ばして集材を行う。リモコン操作で集材できる。

 開発したチェコ・メンデル大林業・木材技術部のラドミール・クルバック学部長は「日本での契約は岐阜が初めて。日本各地に広がることを望む」と話している。

 県は5月に郡上市で研修会を実施。操作技術を習得してもらい、架線集材機を貸し出して普及を促す。