「ふるさと納税」謝礼に刀匠の刀 関市 − 岐阜新聞 Web
「ふるさと納税」謝礼に刀匠の刀 関市
2016年03月24日08:44
写真:「ふるさと納税」謝礼に刀匠の刀 関市
関市のふるさと納税謝礼品に加わる「御守り刀」=関市役所

 岐阜県関市はふるさと納税の謝礼品に、4月から関の刀匠が手掛けた「御守り刀」の小刀を加える。寄付金額は100万円で限定20本。関伝日本刀鍛錬技術保存会刀匠部会会長の尾川光敏さん(63)=刀匠名・兼國、山県市=は「魂を込めて制作したい」と話している。

 市によると、真剣を謝礼品とするのは全国初だという。尾関健治市長は「鎌倉時代から続く刀の街として関市を発信していきたい」と張り切る。

 刃渡り26センチ前後。きり箱や白鞘、刀袋などが付属する。同保存会刀匠部会の刀匠10人が手掛け、制作前には刀匠と好みの刃紋や刻む銘などを打ち合わせる。制作期間は6カ月を見込む。

 「嫁入り短刀」を希望することもできる。刃渡りは20センチ前後。「(別れて)帰って来ないよう」と意味を込め、刀身に刃紋の返しがないデザイン。嫁入り短刀は、戦国武将斎藤道三が織田信長に嫁ぐ娘・濃姫に懐刀として「関の刀・孫六」を持たせたという関市に伝わる逸話に基づくという。

 県の登録証付きで、届いた後、県に所有者の変更を届け出る。問い合わせは同市市民協働課、電話0575(23)6831。