“全力投球”リハビリ結実 全国障がい者ボウリングV − 岐阜新聞 Web
“全力投球”リハビリ結実 全国障がい者ボウリングV
2016年03月24日08:48
写真:“全力投球”リハビリ結実 全国障がい者ボウリングV
リハビリスタッフに優勝を報告した吉田徳一さん(前列右から2人目)=岐阜市北山、みどり病院

 岐阜県関市の吉田徳一さん(49)が、先月福岡市であった「全国障がい者ボウリング大会」で優勝した。重度の神経障害に加えて脊髄損傷も乗り越え、前回3位だったリベンジを果たした。

 吉田さんは「リハビリを続けた結果。病院の方に助けてもらった。負けるわけにはいかなかった」と感謝の思いを話す。

 羽島市出身の吉田さんは、重度の神経障害があって車椅子で生活しているが、ボウリングの全国大会で過去にも優勝経験がある。だが昨年6月に転倒して首付近の脊髄を損傷。左半身がまひし、競技を続けることが難しくなったという。

 それでも競技が諦められず、昨年7月からみどり病院(岐阜市北山)でリハビリをスタート。右手の握力強化やバランストレーニングなどを続けて、全国大会出場を果たした。

 今回も前回同様、自身の障害より軽度の身体障害者が出場するクラスに挑戦。決勝では体力の不安もある中で3ゲームを平均199点でまとめ、大会新で優勝した。

 病院を訪れた吉田さんは「リハビリは継続なり。社会復帰はもちろん障害者ボウリングの普及や指導にもあたりたい」と決意を披露。職員からは「出場さえ難しいと思っていた中での優勝だったので驚いた。よくリハビリを頑張った」と祝福された。