「必ず昇格」決意人一倍 ソフト・大垣ミナモ、柳田捕手 − 岐阜新聞 Web
「必ず昇格」決意人一倍 ソフト・大垣ミナモ、柳田捕手
2016年10月10日09:41
写真:「必ず昇格」決意人一倍 ソフト・大垣ミナモ、柳田捕手
相手打者の特徴などをアドバイスする柳田優香選手(右)=北九州市、ひびきコスモス運動場

 北九州市で行われているソフトボール女子日本リーグ2部順位決定節で、悲願の1部昇格を懸けて戦う大垣ミナモSC。その中で、ひときわ強い思いで昇格を目指す選手がいる。柳田優香選手(27)だ。チーム唯一の2012年ぎふ清流国体前からの所属選手。国体メンバーからの落選、あと一歩で逃した昇格…。挫折、悔しさを味わい、何度も“引退”が頭をよぎる中、プレーしてきた。「やり残したことがある」と。

 優勝決定戦進出を懸けた9日の試合。捕手で先発出場し、四回途中までマスクをかぶり大きなジェスチャーで投手をリードした。「年齢的にも姿勢で見せないと」とチーム一の古株は役割を自覚する。

 大阪府出身で、同クラブ発足2年目の11年に加入。当時所属していた五輪メダリストの技術に魅了され、チーム入りした。

 ぎふ清流国体では選抜メンバーから落選。「選手に選ばれて国体で上位進出するために岐阜に来た。ショックだった」と振り返る。

 そんな時、国体後のチーム存続が決まり、日本リーグ2部への参戦が表明された。国体でメンバーに選ばれず「このままじゃ終われない」と1部昇格を目指し、チームに残ることを決めた。

 苦楽をともにした選手の多くは、国体を機にチームを離れた。リーグ参戦2年目には、柳田選手以外全員が国体後の加入選手に。代替わりが進む中、「目標を達成するまでは」と自身の道を貫き続けた。14年シーズンは主将としてチームをけん引、昇格へあと一勝に迫ったが届かなかった。昨シーズンも悔しい思いをした。

 周囲の支えも励みになっている。元チームメートから励ましを受け、勤務先の仲間からも期待を背負う。

 10日の試合で2連勝すれば1部昇格が決まる。楽な状況ではないが、「自信はある」。目標をかなえるため、そして応援してくれる人に吉報を届けるため、全力プレーで勝利を誓う。