皇太子ご夫妻来岐、県民歓声 農業担い手サミットへ − 岐阜新聞 Web
皇太子ご夫妻来岐、県民歓声 農業担い手サミットへ
2016年11月10日09:04
写真:皇太子ご夫妻来岐、県民歓声 農業担い手サミットへ
渡辺一吉さん(手前左端)の案内で郡上本染の水洗いをご覧になる皇太子ご夫妻=9日午後4時3分、郡上市八幡町島谷、渡辺染物店

 第19回全国農業担い手サミット出席のため来県された皇太子ご夫妻は9日、地方視察で郡上市、関市を訪問した。視察先では、大勢の県民が沿道で出迎え、各地で歓迎ムードが広がった。

 JR岐阜羽島駅では、皇太子ご夫妻の姿を一目見ようと、大勢の県民が日の丸の小旗を振って歓迎。ご夫妻は笑顔で手を振り、応えられた。駆け付けた羽島市竹鼻町の女性(74)は「16年前も岐阜羽島駅まで見に来た。間近で見ることができて涙が出るほど感激した」と興奮気味に話した。

 郡上市八幡町では、昔ながらの共同の洗い場などが残るいがわ小径(こみち)を訪れ、管理するいがわと親しむ会の林克己さん(74)から説明を受けた。雅子さまは「水がきれいですね」と感心しながら熱心に話を聞いていた。

 郡上本染(県重要無形文化財)の技法を守る同町の渡辺染物店では、職人の渡辺一吉さん(47)が染める工程を説明。藍染液に浸した布が空気に触れ、次第に色が変わる様子を興味深そうにご覧になった。皇太子さまは「こうした事を覚えて行うのは大変だと思いますが、これからもつないでいってください」と声を掛けた。

 夜は、皇太子さまが岐阜市長良の岐阜グランドホテルで開かれたサミット中央交流会に出席。自治体や農業の関係者約300人が来県を歓迎した。


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