「岐阜の巨星失った」 田口義嘉壽さん追悼式 − 岐阜新聞 Web
「岐阜の巨星失った」 田口義嘉壽さん追悼式
2016年11月30日08:56
写真:「岐阜の巨星失った」 田口義嘉壽さん追悼式
追悼式で参列者にお礼の言葉を述べる田口義隆社長(奥左から2人目)=29日午前11時35分、岐阜市長良福光、岐阜メモリアルセンター「で愛ドーム」

 名誉県民で今年9月に78歳で亡くなったセイノーホールディングス前会長の田口義嘉壽さんの追悼式が29日、岐阜市長良福光の岐阜メモリアルセンター「で愛ドーム」で営まれた。財界をはじめ、スポーツや文化などで故人と親交のあった幅広い分野の関係者約1500人が参列し、経済界のリーダーに最後の別れを告げた。

 県、大垣市、同社でつくる実行委員会が主催。会長の古田肇知事は「かけがえのない巨星を失った。あなたを亡くしたことは大きな損失で、無念の思い」と追悼の言葉を述べ、副会長の小川敏大垣市長が「こよなく郷土を愛し、地域住民の誰からも愛された人だった」と振り返った。

 同社の田口義隆社長は「78年の人生という水面(みなも)をボートを力いっぱいこぐように全力で進んできた。皆さまのご厚情のおかげ」と参列者にお礼を述べた。

 センターの「ふれ愛ドーム」では、同社主催のお別れの会が開かれ、都市対抗野球大会の黒獅子旗(優勝旗)のレプリカなどが展示された。村瀬幸雄十六銀行頭取は「生前のご活躍を思い出し、偉大な経営者だと改めて感じた」と悼み、小野木孝二県体育協会長は「東京五輪で県ゆかりの選手に活躍してもらうことが恩返しになる」と語った。

 地元財界の小川信也太平洋工業社長は「懐が深く、何事にも入念な準備を怠らず、行動力もあった。偉大な人を亡くして寂しい」と惜しんだ。