円空作天部像2体盗難 県重文、美濃市の六角堂から − 岐阜新聞 Web
円空作天部像2体盗難 県重文、美濃市の六角堂から
2016年12月27日14:07
写真:円空作天部像2体盗難 県重文、美濃市の六角堂から
盗まれた円空作天部像の2体(美濃市提供)

 岐阜県美濃市は27日、同市立花の国指定重要文化財の鹿苑(ろくおん)寺地蔵堂(六角堂)に安置されていた県指定重要文化財の円空作天部像2体が盗まれた、と発表した。関署は窃盗事件として捜査を進めている。

 市によると、今月25日午前8時30分ごろ、お堂を清掃に訪れた、管理者の立花区住民が円空作天部像2体を保管する厨子(ずし)の扉の鍵が外れていることに気づき、内部を確認したところ、盗難が分かったという。お堂を修理した2012年12月以降に厨子の扉は開けておらず、鍵は壊されていなかったという。

 盗られた円空作天部像は高さ63センチと68センチの2体。県指定重要文化財で本尊の地蔵菩薩立像に被害はなかった。

 同寺が25日、署に被害届を出した。市は市内にあるこのほかの文化財に被害はないか調査を進めている。