新春告げる火花 関市で日本刀鍛錬打ち初め式 − 岐阜新聞 Web
新春告げる火花 関市で日本刀鍛錬打ち初め式
2017年01月03日08:45
写真:新春告げる火花 関市で日本刀鍛錬打ち初め式
打ち初め式で古式にのっとって披露された日本刀の折り返し鍛錬=2日午前10時55分、関市南春日町、関鍛冶伝承館

 刀都・関市に1年の始まりを告げる「関伝古式日本刀鍛錬打ち初め式」が2日、同市南春日町の関鍛冶伝承館で行われ、刀匠が伝統の技を披露した。

 関鍛冶の発展と安全を願う恒例行事。刀匠や関伝日本刀鍛錬技術保存会の井戸誠嗣会長、尾関健治市長らが参加、見物客約千人が訪れた。

 神事に続き打ち初め式が行われた。白装束の刀匠が交代で、火床(ほど)で真っ赤に熱した玉鋼(たまはがね)を大つちでたたいて平たくし、硬軟の材質をより分けた。さらに「折り返し鍛錬」で不純物を取り除き日本刀作りの工程を重ねた。刀匠が交互に大つちを振り下ろすと、「カーン」という金属音とともに火花が放射状に飛び散った。見物客は一斉にシャッターを切っていた。